
四柱推命のやり方
生年月日時を”干”と”支”で表した年柱・日柱・月柱・時柱の四柱を基に命式という表を作って占います。
四柱の干支を陰陽五行説に当てはめて分類して考えるのが四柱推命の基本になります。
ちなみに四柱から通変星・十二運・蔵干などといった要素を導き出すことができ、これらの関係性などを読み解くことで運命や運勢、性格や未来、適職や家族、対人関係や恋愛傾向など様々なことを導き出すことができます。
命式を読み解く時に最も重要なのは自分自身を表している”日柱”です。
次に日柱の天干・月柱の地支から割り出される蔵干の2つの関係性を示す通変星が重要だと言われています。
占いを行う人によって解釈の仕方は様々ですが、年柱は祖先・幼年運、月柱は両親・兄弟・青年運、日柱は自分自身・配偶者・壮年運、時柱は子供・子孫・晩年運というのが四柱での基本です。
四柱推命の歴史
四柱推命の起源は、紀元前1400~1300年に使われていた甲骨文にあると言われていますが、そこに記されている母体は陰陽の原理が生み出された中国古代の伝説上の図や文字である”河図”や”落書”に行きつきます。
ちなみに河図や落書というのは陰陽五行の他に八卦や風水の術数である”理気”の起源だとも言われています。
現代における四柱推命では命式から読み取る鑑定の結果にかなり違いが生じるように言われていて、支柱推命が発展してきた過程においてその背景となっている中国の哲学的な思想や易哲学を理解しているのかどうかや母体となる子平についての知識があるのかなどで大きく関わってくると言われています。
とはいえ四柱推命は古くから受け継がれ、進化したり改良された姿に多くの人が魅力に感じているのは先人の大きな苦労や努力があっての成しえたものだと思われます。
四柱推命では何が占える?
四柱推命では性格や体質といった生まれ持った気質・価値観・才能・適職・運気・相性を占うことができます。
もっと詳しく言うと、「改善すべき短所はどこですか?」「いつ結婚できますか?」「金運が上がる時期はいつ頃ですか?」などを占うことができます。
また、四柱推命の最大の強みとしては運勢のサイクルを把握することなので、自分の人生がいつ良くなるのかや悪い時期がいつなのかを知ることができ、事前に対策をとることも可能です。